転職の面接、「何を聞かれるんだろう」
と不安になりますよね。
ネットで「面接 聞かれること」を調べて、
答えを用意していく方も多いと思います。
もちろん、それは大事な準備です。
こんにちは。
採用に関わる仕事を10年ほどしている、
はれまです。
採用する側として面接をしてきた立場から、
ひとつだけ正直にお伝えしたいことがあります。
それは
——合否を分けるのは「何を答えるか」より
「どう答えるか」だということです。
この記事では、
転職面接でよく聞かれることを一覧で紹介したうえで、
40代のあなたが特に聞かれる質問の意図と、
面接官が実際に見ている
「答え方」のコツまで、本音でお話しします。
転職面接で「よく聞かれること」一覧
まずは定番から。ここは押さえておきましょう。
① 自己紹介・職務経歴
最初のつかみです。これまでの仕事を、簡潔に。
② 転職理由・退職理由
ネガティブをそのまま言うより、「これからどうしたいか」に繋げると印象が変わります。
③ 実績・成果・業務改善
「前職でどんな成果を上げましたか?」「何か改善した経験は?」
——実はここが、いちばん大事なパートです(理由は後で説明します)。
④ 入社可能日
「ご縁があれば、いつから入社できますか?」
意外と聞かれます。
現職の引き継ぎを踏まえて、答えられるようにしておきましょう。
⑤ 逆質問
「何か質問はありますか?」最後の印象を左右します。
【採用担当のひとこと】
実は私の場合、「あなたの強みは?」「志望動機は?」と単刀直入に聞くことは、あまりありません。
強みや弱みは、③の実績の話を伺う”流れの中で”自然に確認します。
志望動機も、転職理由やキャリアの話をしていけば、おのずと見えてくるからです。
40代の面接で、採用担当が“本当に”聞きたいこと
ここからが、この記事を40代のあなたに向けて書いた理由です。
定番の質問への準備は、もちろん大事。
でも40代の方との面接で、
私たち採用側が本当に知りたいことは、
少し別のところにあります。
①「なぜ、“今”転職しようと思ったんですか?」
40代の方との面接で、
私がいちばん聞きたいのは、
実はスキルや経験の話ではありません。
職務経歴書を見れば、何ができる方かは、だいたいわかるからです。
知りたいのは——「どうして、このタイミングなのか」。
ここに、
その人の考え方や、
これからどう働きたいかが、
いちばん素直に表れます。
あわせて「この転職を、最後の転職にしたいと思っていますか?」
と聞くこともあります。
長く働いてほしいと思っているからこその質問です。
うまく話そうとしなくて大丈夫。
自分の言葉で「今なんです」を語れる方は、
それだけで印象に残ります。
② 年下と、うまくやれそうか
「今の職場は、どんな年齢構成ですか?」
——私は、こんな質問をすることがあります。
遠回しに聞こえるかもしれませんが、
意図はシンプルで、
年下のメンバーと一緒に働くイメージを持てているかを知りたいんです。
若手の多い職場では、
上司や同僚が年下になることは普通にあります。
「年下から教わることに、抵抗はなさそうか」。
ここを気にしている採用担当は、
私だけではないはずです。
③ まだ「挑戦する気持ち」があるか
正直に書きます。
40代で、早くも“守り”に入ってしまう方は少なくありません。
でも、企業が40代に来てほしい理由は、
経験を活かして、まだ一歩踏み出してくれることです。
「入社後、新しいやり方に変える必要があったらどうしますか?」
——そんな質問の裏には、
挑戦する気持ちがまだあるかを確かめたい、
という意図があります。
④ 実績があるのに謙虚な人は、強い
これは質問というより、私の実感です。
これまでの面接で強く印象に残っているのは、
実績は十分なのに、
とても謙虚な方でした。
40代になると、自分のやり方が確立されているぶん、
無意識に「教わる姿勢」が薄れがちです。
そんな中で、年下の面接官にもきちんと敬意を持って接する方を見ると、
「この人と一緒に働きたい」と素直に思います。
採用担当のホンネ|面接は“一問一答”じゃなく「会話」
ここがこの記事で一番お伝えしたいことです。
質問の答えを丸暗記していく方は多いのですが、
実際の面接は、一問一答のテストではありません。
さきほどお話ししたように、面接官は会話の流れの中から、
あなたの強み・人柄・考え方を読み取っています。
つまり面接は、
正解を返すテストではなく、
会話のキャッチボールなんです。
だからこそ、次にお話しする「答え方」で、
印象が大きく変わります。
合否を分ける「答え方」3パターン
パターンA:「はい」「いいえ」で終わってしまう
会話が続きません。
面接官は「緊張しているのかな」「自信がないのかな」と感じてしまいます。
パターンB:結論を言わず、エピソードから話し始める
これは、私が実際に「もったいない」と感じたパターンです。
質問に対して、結論を言わないまま、
いきなり具体的なエピソードから話し始める。
聞いている側は「で、結局、何が言いたいんだろう?」と、
ずっと探しながら聞くことになります。
しかも、そのエピソード自体が要点の弱いものだと、
評価はさらに下がってしまいます。
本人に悪気はなく、
むしろ一生懸命なだけに、
本当にもったいないんです。
パターンC:結論→要点を、短すぎず長すぎず
これが理想です。
まず結論を言って、その理由や具体例を”要点だけ”添える。
会話のキャッチボールが成立して、
面接官も「話しやすい人だな」と感じます。
答え方の型|「結論ファースト」を覚えておく
迷ったら、
この順番で話せば大丈夫です。
・結論:「はい、◯◯です」とまず答える
・理由:「なぜなら〜」
・具体例:「実際に〜という経験があります」(短く!)
・締め:「なので、御社でも〜したいです」
この型を意識するだけで、
「短すぎ」も「長すぎ・結論が見えない」も、両方ふせげます。
まとめ|暗記より「伝え方」を整えよう
・面接は一問一答ではなく「会話」
・面接官は、流れの中であなたの強みや人柄を見ている
・合否を分けるのは「結論→要点」の答え方
・質問の丸暗記より、「伝え方の型」を整えるほうが効果的
・40代なら「なぜ今か」「年下との距離感」「挑戦する気持ち」もセットで整理しておく
緊張するのは、みんな同じです。
完璧に答えようとしなくて大丈夫。
「結論から、短めに」
——これだけ意識してみてください。
【次に読む】40代の転職、エージェントはどう選ぶ?
答え方が整ったら、
次は「どこで応募するか」です。
特に40代の転職は、
エージェント選びで結果が大きく変わります。
採用側から見た”失敗しないエージェントの選び方”を、
こちらでお話ししています。
▶https://chotto-tenshoku.com/40dai-tenshoku-agent/


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